文部科学省の成分表では、チンゲンサイのカルシウムは生の可食部100gで100mg、ゆでた可食部100gで120mgです。
ゆでた方の数字が大きくても、同じ一株を加熱してカルシウムが増えたという意味にはなりません。
二つの食品番号を並べる
食品番号06160は、チンゲンサイの葉、生の成分値です。
食品番号06161は、チンゲンサイの葉、ゆでの成分値です。
どちらも可食部100gが基準ですが、食品の状態が異なります。
生の100gと、ゆでた100gを、同じ株の調理前後の重量だと置かないことが最初の確認です。
120を100で割っても保持率にならない
調理前後の重量を対応させずに二つの100g値を割ると、別の条件を同じものとして比べることになります。
成分表の二行だけから、家庭でゆでた一株のカルシウム保持率を計算することはできません。
生とゆでを見比べる目的は、数字の勝ち負けを決めるより、食べる状態に合う行を選ぶことです。
一皿の読み方は重量から始まる
生の可食部を50g使う計算例なら、100mgに50を掛け100で割り、カルシウムは50mgと見積もれます。
これは成分表を使った算術例で、50gを推奨する意味でも、実物を分析した値でもありません。
ゆでた状態の一皿を読むなら、ゆでた可食部の重さと06161の値を組み合わせます。
買った一株の重さだけでは、取り除く部分や加熱後の重さが分からず、一皿の値は確定できません。
含有量と体への効果を分ける
カルシウムが含まれる事実は、特定の病気を防ぐ、体調を改善する、といった効果の保証ではありません。
JAグループにも栄養の紹介がありますが、ここでは文部科学省の食品状態と量をそろえて読みます。
栄養の言葉だけで調理法を固定せず、献立と食べる量を含めて考えるための数字として使いましょう。
成分表から言えるところまで
記載した値は標準成分表の代表値で、アリカの出荷品、一株、一皿を測った結果ではありません。
生かゆでかを決め、可食部の重さを確かめてから数値を選べば、100g欄をそのまま食べた量と混同せずに読めます。
関連する読みもの
チンゲンサイのガイド|旬・根元の洗い方・保存・栄養を確かめるで、いま必要な説明を選べます。
参考資料と確認日
文部科学省「チンゲンサイ 葉 生 06160」(2026年10月1日確認)。
文部科学省「チンゲンサイ 葉 ゆで 06161」(2026年10月1日確認)。
JAグループ「チンゲンサイ」(2026年10月1日確認)。