成分表では赤と黄で値が異なりますが、一個のパプリカに同じ量が必ず含まれるという意味ではありません。
まず食品名を合わせる
文部科学省の食品成分データベースでは、ここで比較する赤い果実は「赤ピーマン/果実/生」の食品番号06247として掲載されています。
黄色い果実は「黄ピーマン/果実/生」の食品番号06249です。
食品情報の別名と売り場の呼び方を確認し、表の食品名だけで通常の緑色のピーマンとの比較にすり替えません。
この二つを生の可食部100gでそろえると、調理状態や重量の違いを混ぜずに数字を読めます。
四つの項目を並べる
エネルギー kcalは赤ピーマン06247が28、黄ピーマン06249が28。
ビタミンC mgは赤ピーマン06247が170、黄ピーマン06249が150。
β-カロテン µgは赤ピーマン06247が940、黄ピーマン06249が160。
α-トコフェロール mgは赤ピーマン06247が4.3、黄ピーマン06249が2.4。
上の数字は文部科学省の各食品番号の標準成分値を、同じ可食部重量と同じ「生」で並べたものです。
赤のβ-カロテンの欄が黄より大きくても、料理全体の栄養や一回の摂取量の優劣をこの表だけで決められません。
ほかの栄養素、食べる重量、組み合わせる食品、加熱方法も別に考える必要があります。
100gは一個分ではない
食品成分表の可食部100gは、ヘタや種などの廃棄する部分を除いた比較単位です。
売り場の一個の重量や袋に書かれた総重量を、そのまま表の100gと同一視しません。
実際に食べる量へ換算するなら、食べる部分の重量を量り、表の値にその重量を100gで割った比率を掛けます。
例えば可食部50gなら表の半分として機械的に計算できますが、その結果も個体の実測成分量ではありません。
皮をむいたか、種をどの程度除いたかで可食部の取り方も変わります。
「赤いから健康によい」とは書けない
この表が示すのは、標準成分表に載る食品と条件の値です。
食べた人の血中濃度、病気の予防、体調の改善を測定した試験ではありません。
赤いものを選べば特定の健康効果が得られるという結論に数字を広げません。
生と加熱後を比較するときも、加熱による重量変化や調理油を含む料理全体を分けて扱います。
カゴメはパプリカを生でも加熱でも使える野菜として案内していますが、加熱後の一皿をこの生の表と同じ値にしません。
色を選ぶ実用的な順番
見た目の彩りが必要なら、使う料理に合う色を先に決められます。
成分の違いを知りたいときは、比べる栄養素を先に一つ決めて該当行を見ます。
購入する現物では、カゴメが示す張り、つや、ヘタの切り口の状態も確認します。
成分表の色と売り場の鮮度は、異なる判断に役立つ情報です。
アリカの販売在庫と産地、品種、重量は、この一般的な成分表からは分かりません。
数字を更新するとき
文部科学省の食品番号と表示項目が更新されたら、この比較表を同じ条件で読み直します。
掲載条件や単位の違う資料を足すときは、行を増やす前に比較可能かを確認します。
商品固有の分析値が得られない限り、アリカ産のパプリカの含有量として表示しません。