結論:さつまいもの『つる』として食べられてきたのは、主に葉とつるをつなぐ若い葉柄です。
硬い主茎を何でも食べるのではなく、食用として収穫され、栽培履歴が確認できるものを使います。
農林水産省の郷土料理には、高知県の『いもの茎の炒め煮』が掲載されています。
地域・家庭で呼び方や下ごしらえが異なるため、ここでは葉柄を家庭で扱う基本へ絞ります。
さつまいもは根だけでなく葉柄も食文化にある
アリカへ登録済みのさつまいもの説明用写真です。葉柄、下ごしらえ、完成料理を撮影した証拠写真ではありません。
食べる部分を選ぶ
葉と主茎の間にある、細く若い葉柄を選ぶ
折っても曲がり続けるほど木質化したものは避ける
病斑、カビ、腐敗、虫害が広いものは使わない
食用として管理された栽培由来で、農薬使用履歴と収穫可否が分かるものを使う
観賞用や入手経路の分からないつるを自己判断で食べない
筋を取る下ごしらえ
葉を外し、葉柄を15〜20cmへ切る
端を少し折り、表面の硬い筋を反対側へ引く
太い葉柄は反対側からも筋を取る
流水で洗い、4〜5cm長さへ切る
たっぷりの湯で1〜3分下ゆでし、一本食べて筋の残りを確認する
ゆで時間を一律にしない
若く細い葉柄は短時間で歯切れが整います。
太く育ったものは時間がかかりますが、長くゆで続けて硬い筋を消すより、筋を丁寧に取る方が食感を残せます。
下ゆで後は冷水へ短く取り、水気を絞ります。
長く水へさらすほど良いとは限らず、香りと食感を見て止めます。
炒め煮へ進める参考手順
下ゆでした葉柄200gをごま油小さじ2で炒め、だし100ml、しょうゆ大さじ1、みりん大さじ1を加えます。
落としぶたをして弱火で5分ほど煮て、歯で切れる硬さになったら煮汁を軽く飛ばします。
これはアリカの実調理済み固定レシピではありません。
高知県の郷土料理を尊重しつつ、家庭で状態を判断する参考手順として示します。
硬い・味が入らない時
筋が残る:煮続けず、太い筋を追加で取り除く
硬い:だしを少量足し、弱火で2分ずつ追加する
味が薄い:しょうゆを葉柄へ直接足さず、煮汁だけを少し詰める
塩辛い:無調味の油揚げやこんにゃくと合わせ、全体量で調整する
食文化と安全を分けて書く
郷土料理として食べられてきた事実は、どの栽培由来のつるでも無条件に食べてよいという意味ではありません。
食用を前提に管理された葉柄を選び、洗浄、傷み、農薬使用履歴を確認します。
食べた後に強い違和感や体調変化があれば摂取を中止し、必要に応じて医療機関や中毒相談へ連絡します。
正直に明記します――アリカでは未調理です
掲載時点で、アリカによる葉柄の実調理と官能評価は未実施です。
太さ、成熟度、品種で筋と必要時間が変わります。
今後、アリカの畑で食用として収穫できる葉柄を同じ条件で調理した場合は、重量、筋取り時間、ゆで時間、食感を一般資料と区別して追記します。
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さつまいもの食べ方ガイド:いもの料理も選ぶ
さつまいも畑だより:つるが育つ現場を見る
