文部科学省の成分表では、タアサイの生の可食葉100g当たりのカルシウムは120mgです。
ゆでた可食葉の項目は100g当たり110mgで、計算に使う葉が生かゆでた後かを分けます。
広がる一株の大きさを重量にしない
タアサイは葉が周囲へ広がる株なので、見かけの直径と、食べる葉の重量を同じものとして扱えません。
成分表の葉、生という項目へ合わせるには、食べない部分を除き、使う生の可食葉が何gかを確かめます。
一株の大きさや袋の総重量だけでは、その料理に使う葉の量が分かったことにはなりません。
生の葉30gという仮定なら36mg
生の可食葉を30g使うと仮定すると、120×30÷100=36mgというカルシウムの計算例になります。
30gは説明用の数字で、一食の推奨量や、特定の株から採れる葉の実測量を示しません。
残す葉がある場合は株全体の重量を入れず、実際に使う部分へ計算の対象を絞ってください。
ゆでた後40gなら別の行で44mg
ゆでた可食葉が40gなら、110×40÷100=44mgという計算例です。
生の30gとゆでた40gは別々の仮定なので、この二つの結果を一株の加熱前後の増減として比較しません。
調理前に量った記録しかないのに、調理後の40gを推測して足すと、食品の状態と計量が対応しなくなります。
含有量の表示と吸収される量を分ける
ここまで求めたのは、成分表の含有量を可食葉の重量へ換算した代表値です。
体内で吸収されるカルシウムの量を測定した値ではなく、数字をそのまま吸収量と呼ぶことはできません。
含有量の算術をどこまで使ったかを明示すると、食べる材料の計算と身体への効果の説明を混同せずに済みます。
生とゆでの100g値だけで結果を決めない
生120mgとゆで110mgはそれぞれ100g当たりの値であり、同じ株の加熱前後を追跡した保持率ではありません。
成分表はアリカの商品を分析した値でも、疾病への効果や個人の必要摂取量を示す記録でもありません。
食品番号06126と06127の状態を確かめ、量った葉に合う行だけを計算へ使ってください。
関連する読みもの
タアサイのガイド|如月菜・株の形・洗い方・カルシウムで、いま必要な説明を選べます。
参考資料と確認日
文部科学省「タアサイ 葉 生 06126」(2026年10月1日確認)。
文部科学省「タアサイ 葉 ゆで 06127」(2026年10月1日確認)。
JAあつぎ「知って得する野菜の知識 タアサイ」・2023年11月(2026年10月1日確認)。