トマトが芽を出し、茎や葉を伸ばし、実をつけて色づくまでの様子をお届けします。
この畑だよりでお伝えすること
トマトは日差しや雨、気温の変化を受けながら育ちます。
花が咲き、実がふくらみ、収穫を迎えるまで、畑で起きたことを一つずつ記録します。
種まき、発芽、生育、草や虫、天候、収穫、種をつなぐ取り組みまで、実際に確認できたことを残します。
うまくいったことだけでなく、思うように育たなかったことや、次に変えることもありのままお伝えします。
FIELD NOTES
この畑の記録
最初の記事を準備中です。畑の記録ができ次第、この場所に追加します。
育たなかったトマトを、次の設計へ残す
2026年のトマトは、収穫までたどり着けず全滅しました。
畑ではニジュウヤホシテントウを観察しましたが、それを枯死原因と決める証拠はありません。
虫がいた事実、葉や株が弱った経過、天候や土の状態を分け、分からない部分を分からないまま残すことが、次の栽培を始める出発点です。
アリカの畑では自然栽培への移行を進めています。
植物が光合成で得た炭素の一部を根から根圏へ渡し、微生物や菌根菌との関係をつくる仕組みは研究されていますが、今回のトマトでその働きを測定したわけではありません。
無肥料だったことや農薬を使わなかったことを、枯死の単独原因にも、反対に土が良くなった証拠にも結びつけません。
不耕起は長期目標ですが、2026年の現在は完全不耕起ではありません。
夏草ミックスの表面散布は発芽せず、これから冬草を含むカバークロップで種と土の接触を確保する時には、必要最小限の浅い耕起を入れる計画です。
トマトの区画でも、次の生きた根をどう途切れさせないかを記録し、耕さないことだけを目的にしません。
草、花、昆虫、天敵を含む生物多様性は、害虫を必ず抑える装置ではありません。
自家採種や連作も、失敗した株から無条件に種を残せばよいものではなく、健全に残った株と条件を見て選ぶ長期の課題です。
収穫できなかった年を消さず、原因を急いで物語にしない。
その誠実な記録から、トマト畑のテロワールを育てます。
ページ上部のトマト写真はAdobe Stock(ID 473393312)の登録済み素材です。
2026年のアリカの畑を撮影したものではありません。
