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畑からの知恵と実践

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膝上まで伸びたアカザ。ごぼう畑の草刈りが終わりました|2026年7月27日の畑だより

草を全部なくすのではなく、必要なときだけ刈り、刈った草を畑に戻す。Arika Terroirの草刈りと不耕起栽培の考え方を、作業前後の写真とともにお届けします。

公開日:2026/7/27読了目安:約3

今日も、ゴボウ畑の草刈りでした。

ここしばらく、ずっとゴボウ畑の草刈りをしています。

なぜ、こんなに時間がかかっているのか。

草丈が、余裕で膝上をブチ超えているからです。

ごぼう畑の草刈り前・草刈り後

2026年7月27日に行った草刈りの前後です。膝上まで伸びた草を刈り、ごぼうに光が届く状態にしました。

1 / 2草刈り前。アカザを中心とした草が、ごぼうを覆うほど伸びていました。

膝上をブチ超えた、アカザという草

この、めちゃくちゃ伸びている草は「アカザ」といいます。

こいつは最強レベルに生命力が高く、刈ってもすぐに伸びてきます。

そして、放っておくと茎が太く硬くなり、見た目はほとんど木になります。。。

まじでバケモンです。

3年放置しても、耕したら一気に出てきた

このゴボウ畑は、3年ほど完全に放置されていた畑です。

そこを3年ぶりに耕し、トレンチャーという土を深く掘る機械をかけ、畝を立ててゴボウを植えました。

すると、3年間放置されていたとは思えないほど、アカザがエグい勢いで出てきました。

アカザは、窒素分の多い肥沃な土や、耕して土が動いた場所で出やすい草といわれています。慣行農法の畑でも、よく見かける草です。

今回の発生には以前の肥料分が影響している可能性もありますが、アカザが多いというだけで、「化学肥料が大量に残っている」とまでは断定できません。

耕したことで、土の中で眠っていた種が一気に発芽した可能性もあります。

それにしても、この量。

やっぱり、まじでバケモンですね。。。

普通なら、こんなになる前に除草します

一般的なやり方では、草がまだ小さいうちに「カルチ」という畝間を耕す機械を使って除草します。

普通は、ここまで大きくなるまで放置しません。

どこの農家も。。。

草。

アリカは、草を全部なくしません

ですが、Arika Terroirでは可能な限り「不耕起」、つまり土を耕さない栽培を目指しています。

そして、草を敵として全部なくすのではなく、できるだけ畑の中で活かす方針です。

基本的には草を抜かず、そのまま生やします。

ただし、草丈が作物よりも高くなり、作物に必要な光を遮るようになった場合は、一度刈ります。

アリカの草刈りルールは、超シンプルです。

草が作物より低いうちは、そのまま。
作物より高くなり、光を遮るようになったら刈る。
刈った草は畑の外へ持ち出さず、その場に敷く。

刈った草を、そのまま畑に敷く理由

刈った草は、回収せずにそのまま畑へ敷いておきます。

こうすることで土をむき出しにせず、刈った草を虫や微生物などのすみかとして活かせます。

草が分解されれば、やがて土へ戻っていきます。

土を何度も耕さずにいると、植物の根や微生物、土壌生物などの働きによって、土の粒がまとまった「団粒構造」が育ちやすくなります。

団粒構造が育った土は、空気や水が通りやすく、植物の根も伸びやすい、ふかふかとした状態になります。

超簡単にいうと、土を何度もひっくり返さず、根や生きものの仕事を残すことで、時間をかけて地力を育てていくという考え方です。

反対に、何度も強く耕すと、せっかくでき始めた土の構造を崩してしまうことがあります。

この辺りは、別の記事で詳しく解説したいと思います。

ちょっと遅かったけど、今回はこれで良し

今回は、ちょっと草刈りが遅くなりました。

それでも、ごぼうに光が届く状態にはできたので、ひとまず良しとしましょう。

ちなみに、1週間前に草を刈った場所では、もうすでに新しい草が伸び始めています。

それは、見なかったことにします。。。草。

次は、他の畑の草刈りです

今日で、ゴボウ畑の草刈りはひとまず終了しました。

そして次は、他の畑の草刈りです。。。

夏の草との付き合いは、まだまだ続きます。

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