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まとめガイド

葉もの畑だより

ほうれん草・小松菜・ルッコラの自家採種、唐箕での選別、育たなかったトマト。成功と失敗を次の播種へつなぎます。

読了目安:約2分

小松菜をはじめとする葉ものが、種からみずみずしい葉を広げていく様子をお届けします。

この畑だよりでお伝えすること

葉ものは育つ変化が早く、草や虫、暑さや雨の影響が姿に表れやすい野菜です。

小さな芽が葉を広げ、収穫を迎えるまで、畑で見えた変化を追います。

種まき、発芽、生育、草や虫、天候、収穫、種をつなぐ取り組みまで、実際に確認できたことを残します。

うまくいったことだけでなく、思うように育たなかったことや、次に変えることもありのままお伝えします。

FIELD NOTES

この畑の記録

葉ものの一粒を、畑全体の次へつなぐ

葉もの畑では、収穫期を越えて残した株が、花を咲かせ、莢を乾かし、種になるまでを追います。

ほうれん草、小松菜、ルッコラでは採種の進み方が同じではありません。

唐箕で風を起こして種と軽いごみを分けた作業も、採れた量も、次に播ける品質かどうかも別々に確認します。

種を採っただけで「自家採種が完成した」とはしません。

アリカの畑で自家採種を続ける意味は、種だけを保存することではありません。

植物が光合成で得た炭素の一部を根から根圏へ渡し、微生物や菌根菌との関係をつくるという一般的な仕組みを踏まえ、同じ土地で根と種の世代を重ねる可能性を見ます。

連作と選抜を続けた結果はまだなく、土地への適応や収量向上を保証する段階ではありません。

2026年の現在は、慣行栽培から自然栽培へ移る1年目です。

不耕起を長期目標にしていますが、全面混播用の専用播種機はなく、夏草ミックスの表面散布も発芽しませんでした。

これから冬草を含むカバークロップを播く際は、種と土の接触をつくるため、必要最小限の浅い耕起を選ぶ場合があります。

耕さないことより、次の生きた根が続くことを優先します。

草や花が残れば、昆虫や天敵の居場所が増える可能性があります。

ただし、生物多様性が増えたことも、害虫被害が減ったことも、観察と記録なしには断定しません。

種、根、草、微生物、昆虫が同じ場所で次の季節へつながるかを確かめる。

その積み重ねを、葉もの畑のテロワールとして記録していく計画です。

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