小松菜のビタミンCは、可食部100g当たりで生39mg、ゆで21mgです。
ゆでた小松菜50gを使うなら、成分表から計算した量は10.5mgになります。
調理や保存の条件が異なる一皿で、同じ量が必ず含まれるわけではありません。
ゆでた量が50gなら、100gの値を半分にする
文部科学省の食品成分データベースにあるこまつな・葉・ゆでは、100g当たり21mgです。
21mg × 50g ÷ 100g = 10.5mg
50gは小松菜だけの重量です。
汁やあえ衣を含む料理を量って50gだった場合、この計算は使えません。
小松菜の分量を別に確認する必要があります。
「生39mg」は、保存後や調理後の保証値ではない
こまつな・葉・生の39mgは、日本食品標準成分表(八訂)増補2023に収載された、生の可食部100g当たりの値です。
買ってから数日たった小松菜や、家庭で冷凍した小松菜を個別に測定した結果ではありません。
また、生39mgとゆで21mgの差だけで、ゆでると何%失われるかは決められません。
水分や重量が変わるため、生100gとゆで100gでは、もとの原料量がそろっているとは限らないからです。
調理方法の優劣を、数字だけで決めない
この成分表の2行には、家庭のゆで時間、切り方、保存時間ごとの結果は載っていません。
「この方法なら必ず何mg残る」と案内するには、その条件に対応した根拠が必要です。
電子レンジ調理や炒め物を、確認なしに「ゆで」の数値で確定することも避けます。
食品成分表は食品の栄養を見積もるための資料として使い、個別の食事による健康効果や予防効果へ話を広げないようにします。
アリカでは小松菜の手播きと、採種株・虫害の残る種の写真を2026年8月の畑の記録に残しています。
収穫物や保存後のビタミンCを分析した記録は確認できていません。
ここで紹介しているのは、その記録とは別の文科省の成分値です。
比較の前提は生とゆでの栄養の見方、栄養・旬・選び方の案内は小松菜のガイドで確認できます。
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成分表では伝わらない、畑での失敗や方法を変えた理由も紹介しています。
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