結論:じゃがいもは粉ふきにして完全に冷まし、強力粉の30%程度から加えます。
加水を控えめに始め、休ませた後の生地で最終調整します。
水分の多い熱いマッシュを多量に混ぜると、べたつくのに伸びない生地になります。
そこで粉を足し続けるほど配合が崩れ、焼き上がりも密になります。
じゃがいもパンの材料を考える
アリカへ登録済みの説明用写真です。じゃがいもパンをアリカが実調理・撮影した証拠写真ではありません。
じゃがいもパンをマッシュの水分を読み軽く焼くための要点
強力粉250gに対し、粉ふきして冷ましたじゃがいも75gを出発点にします。
水は130mlから加え、混ぜた後に10分休ませて吸水を待ちます。
発酵は時間ではなく約2倍の体積、指穴、表面の張りで判断します。
小型に分け、焼き色が早い時は温度を下げて中心を仕上げます。
じゃがいもパンの材料(2人分)
強力粉:250g
粉ふきじゃがいも:75g
水:130〜150ml
砂糖:15g
塩:4g
インスタントドライイースト:3g
無塩バター:15g
じゃがいもパンの作り方――判断点まで分かる手順
じゃがいもの芽と緑色部分を除き、ゆでて水分を飛ばし、熱いうちにつぶして完全に冷ます。
強力粉、砂糖、塩を混ぜ、イーストを塩から離して置く。じゃがいもと水130mlを加える。
乾いた粉が消えるまで混ぜ、10分休ませる。
5分こねてバターを加え、生地が薄く伸びるまでこねる。硬い時だけ水を小さじ1ずつ足す。
丸めて覆い、約2倍まで一次発酵。6等分して15分休ませ、丸め直して約1.5倍まで二次発酵する。
190℃に予熱したオーブンで15〜20分、底まで焼き色が付き中心の湿った筋がなくなるまで焼く。
この順番でべたつきと目詰まりを防げる理由
粉ふきでじゃがいもの自由水を減らし、冷却後の重量を基準にすることで、加水量を予測しやすくします。
休ませれば小麦が水を吸い、粉の追加を急がずに済みます。
じゃがいものでんぷんは保水に寄与しますが、量が多過ぎると小麦の骨格を薄めます。
『多いほどもちもち』と単純化せず、30%程度から配合を確認します。
じゃがいもパンの完成サイン
側面を押すと戻り、底をたたくと軽い音がし、冷めて切った中心に生の光沢や粘る筋がありません。
熱いうちに切ると蒸気で生地がつぶれるため、網で冷ましてから断面を確認します。
うまくいかない時は、原因を一つずつ戻す
べたつく:粉を追加する前に15分休ませ、カードで折り畳んで変化を見る
膨らまない:イーストの期限、生地温度、発酵場所、じゃがいもの入れ過ぎを確認する
中心が重い:表面へアルミ箔をかぶせ、温度を10℃下げて追加焼成する
同じ材料を無理なく使い切る変化
ローズマリーを刻んで加え、香りを焦がさない
粉チーズを20g加える場合は塩を減らす
大きな一斤型へ変える場合は生地量に合う型を使い、小型パンの焼成時間を流用しない
保存・加熱・アレルギーの確認
野菜は流水で洗い、傷み、カビ、異臭がある部分は使いません。
切った材料と加熱後の料理は室温へ長く置かず、清潔な容器へ移して早めに食べます。
小麦と乳を使います。
生の小麦粉を含む生地を味見せず、じゃがいもの芽と緑色部分を除きます。
完全に冷ましてから袋へ入れます。
正直に明記します――アリカでは未調理です
掲載手順は、公的資料、食品の性質、一般的な調理原理を基に、家庭で途中判断できる参考レシピとして編集したものです。
掲載時点で、アリカによる実調理と官能評価は未実施です。
器具、材料の温度・水分・大きさで結果が変わるため、時間だけでなく冷ましたマッシュ重量、休ませ後の生地、冷却後の中心断面を確認してください。
じゃがいもパンの次に読む
じゃがいもレシピ・食べ方ガイド:同じ作物を別の食感と料理へ進める
じゃがいも畑だより:食材が育つ現場の記録を確認する
