ほうれん草の「一束」は、決まったグラム数を表す単位ではありません。
レシピで必要な量を確かめるなら、包装や結束材を外し、根や傷んだ部分を除いた後に、料理に使う部分を量ります。
買った量と使える量を、二回に分けて量る
はかりに容器を載せ、表示をゼロにしてから量ります。
まず包装を外したほうれん草全体を量り、次に下処理で除く部分を取り除いて、残った可食部を量ってください。
洗った後は、表面の水を十分に切ってから量ります。
水を多く含んだままだと、ほうれん草ではなく付着した水の重さまで含めてしまいます。
生で必要なグラム数なのか、ゆでた後の量なのかも、レシピの書き方に合わせます。
歩留まりは「買った重さのうち、何%使えたか」
包装を除いた重さが240g、下処理後の可食部が216gだったとします。
この場合、歩留まりは次のとおりです。
216g ÷ 240g × 100 = 90%
これは計算の説明用に置いた数字です。
ほうれん草の標準値でも、アリカの測定値でもありません。
根元をどこまで使うか、傷んだ部分がどれくらいあるかで変わります。
成分表の100gは、一束の重さではない
文部科学省のほうれんそう・葉・生は、可食部100g当たりの成分値です。
この100gを一束の重さとして使うことはできません。
成分表にある廃棄率も、買った一束で必ず同じ割合になるという保証ではありません。
栄養量を計算したい場合は、自分が使う可食部の重さに換算します。
ゆでたほうれん草なら、ゆでの項目と調理後の重さを使います。
量を残すなら、次回の買い物に使える記録にする
「一束240g、下処理後216g、料理に120g使用」のように書いておくと、何g残ったか、次はどれだけ買えばよいかが分かります。
腐敗が疑われるものは重量を確保するために残さず、青果物の安全な扱い方に沿って扱ってください。
アリカには2026年8月のほうれん草の機械播種と、採種株・種の写真を収めた畑の記録がありますが、一束の重量や下処理歩留まりを実測した記録は確認できていません。
ここでは読者自身が量った値で判断できる方法を紹介しています。
関連する選び方や栄養の計算は、ほうれん草のガイドから確認できます。
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