かぶは根だけでなく葉にも別の成分が含まれます。文部科学省の生の可食部100gでは、葉のβ-カロテンが2,800μg、根の皮つきは0μg、カルシウムは葉250mg、根24mgです。ただし根の100gと葉の100gは量が等しい別の食材。買った一束に葉が根と同じ重さだけ付いているという意味ではありません。
根と葉は食品番号が別
葉は食品番号06034「かぶ/葉/生」、根は06036「かぶ/根/皮つき/生」です。比較対象の根に「皮つき」と明記するのは、皮をむいた根と無意識に混ぜないため。どちらも可食部100g当たりの標準値で、特定の品種や農場の分析値ではありません。
項目 / 葉・生 06034 / 根・皮つき・生 06036 / 単位
エネルギー / 20 / 18 / kcal
カルシウム / 250 / 24 / mg
カリウム / 330 / 280 / mg
β-カロテン / 2,800 / 0 / μg
葉酸 / 110 / 48 / μg
ビタミンC / 82 / 19 / mg
食物繊維総量 / 2.9 / 1.5 / g
出典:文部科学省・かぶの葉/かぶの根・皮つき、日本食品標準成分表(八訂)増補2023年。数値は別々の食品状態の生100gで比較しています。
一袋の食卓へ置き換える
根を二個使い、葉を一部だけ使う料理なら、上の100gの数字を両方とも「一袋で食べた量」とは数えません。例えば洗浄・不要部の除去後に葉が30gなら、葉のカルシウムは250×0.3=約75mgという標準値からの概算です。葉がしおれて使わなかったら、その30gは存在しません。料理の材料表へ栄養量を入れるときは、先に実際に使う可食部を量ります。
「葉の栄養が多いから必ず食べるべき」とも言いません。傷みや汚れがある場合は可食部から外し、食べるなら葉と株元の土を洗って、料理に合わせて加熱します。葉が付いていない商品へ葉の栄養量を加算しないのはもちろんです。
アリカの一次記録との境界
アリカは2026年に葉物圃場でほうれん草、小松菜、ルッコラの作業を記録していますが、ここに載せたかぶの葉と根の比較値は文部科学省の標準値です。アリカ産かぶの葉の成分測定、収穫重量、各品種の食味を実施した記録は確認できていません。この写真も他者が撮影した小かぶの姿です。公的値をアリカの商品性能や栽培成果に結び付けません。
次の判断:葉付きのかぶを選ぶなら、根と葉の状態を別々に見て使える部位を分ける。栄養を比べるときは食品番号と使用重量を揃え、洗浄・安全上の判断は数字より優先します。
参考資料
- 文部科学省:かぶ/葉/生06034、かぶ/根/皮つき/生06036(2026年9月23日確認)。
- 農畜産業振興機構「かぶの需給動向」(2026年9月23日確認)。根と葉の位置づけ、品種の違い。
- 農林水産省「生野菜を安全でおいしく食べるために」(2026年9月23日確認)。
写真とアリカの記録の範囲
葉が付いた白い小かぶが並ぶ実写。葉付きのかぶの外観を示す外部写真。品種・栄養値・アリカの栽培例の証拠ではありません。
外部撮影の実写。写真:spurekar、CC BY 2.0。元写真は表示用に縮小しています。
傷みが疑われる場合、洗っただけで安全だと判断しません。
本記事はアリカでの成分分析、品種確認、選別試験、保存試験を実施した記録ではありません。出典にある条件と目の前の野菜の状態を分けて判断してください。


