先に答えると、文部科学省の食品成分データでは、にんじんの根・皮なし・生は可食部100g当たり32kcal、炭水化物8.8gです。このうち利用可能炭水化物(質量計)は5.9g、食物繊維総量は2.8gで、項目名を混同しないことが大切です。1本分は、へたや皮などを除いた実際の可食部を量り、「100g値 × 重さ ÷ 100」で計算します。
ページ上部の写真は、2026年7月31日にアリカの畑で試し収穫したにんじんの実写です。写真のにんじんが何gか、何kcalかを示すものではありません。
まず100g当たりの答え
皮つき・生:35kcal、炭水化物9.3g、利用可能炭水化物(質量計)5.8g、食物繊維2.8g
皮なし・生:32kcal、炭水化物8.8g、利用可能炭水化物(質量計)5.9g、食物繊維2.8g
皮なし・ゆで:28kcal、炭水化物8.5g、利用可能炭水化物(質量計)5.0g、食物繊維2.8g
すべて可食部100g当たりの収載値です。生の同じ1本をゆでた後に、そのまま何kcal残ったかを追跡した表ではありません。ゆでると水分や重量が変わるため、食べる状態に近い食品項目と調理後の重さを使います。
炭水化物と利用可能炭水化物は同じ項目ではない
食品成分表の「炭水化物」には、利用可能炭水化物だけでなく食物繊維なども含まれます。そのため、炭水化物8.8gから食物繊維2.8gを引いた値と、利用可能炭水化物(質量計)5.9gが必ず同じ表示になるとは限りません。栄養管理アプリの「糖質」も定義が異なる場合があるため、比較するときは項目名を確認します。
1本分の計算手順
食べないへた、傷んだ部分、必要に応じて皮を除く
食べる部分を調理前または調理後の状態で量る
その状態に近い100g値を選ぶ
100g当たりの値に「重さ ÷ 100」を掛ける
皮なし・生の重さ別計算例
可食部80g:32 × 0.8 = 25.6kcal、炭水化物8.8 × 0.8 = 7.04g
可食部120g:32 × 1.2 = 38.4kcal、炭水化物8.8 × 1.2 = 10.56g
可食部150g:32 × 1.5 = 48kcal、炭水化物8.8 × 1.5 = 13.2g
表示では見やすいよう小数第1位程度に丸めても構いませんが、先に丸めず最後に丸めます。80g、120g、150gは計算例であり、「小・中・大」や標準的な1本の固定重量ではありません。
皮つきと皮なしは、廃棄率にも注意
成分表では皮つき・生の廃棄率は3%、皮なし・生は10%です。これは手元の1本が必ず同じ廃棄率になるという意味ではありません。土、へた、傷、むき方で実際の可食部は変わるため、1本分を知りたいときは重量を測る方法が最も明確です。
アリカの実物写真
ページ上部の写真は、アリカが試し収穫した日の記録です。大きさの幅がある農産物を、見た目だけで固定重量にしないための実物例として掲載しています。
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