アリカで行った食べ比べでは、購入品に強い土っぽさを感じ、畑のビーツにはっきりした甘さを感じました。
これは一度の主観的な観察です。
市販品全体や栽培法の効果へ広げず、甘味、ジオスミン、品種、部位、保存、調理へ分けて考えます。
ビーツは赤一色でも、味一色でもない
掲載写真はBeet man撮影の説明用素材(CC BY-SA 3.0)で、アリカの畑・商品・調理実績を示すものではありません。
まず、数字の条件をそろえる
生のビーツ可食部100gは38kcalですが、この平均値はアリカの一個を測ったものではありません。
炭水化物、Brix、感じた甘さも、それぞれ役割が違います。
土っぽさは、土の洗い残しだけではない
ジオスミンはビーツが内生的につくれることを示す研究があり、品種差と部位差も報告されています。
一方で、好ましさはジオスミン濃度だけで決まりません。
赤い色を、健康効果へ飛躍させない
ベタレインは加熱で変化しますが、色の濃さだけで栄養価や病気への効果を断定できません。
研究条件と家庭の鍋を分けて読みます。
味の比較記事は、主観の記録として公開
食べ比べの記録は、主観的な一次記録として公開しています。
比較した実物写真、同じ調理条件、Brixなどが揃っていない点も本文に明記し、アリカのビーツ全体や市販品全体へ一般化していません。
甘さ・香り・色を分けて読む五つの記事
ビーツが土っぽく感じる理由|ジオスミンだけでは好みまで決まらない:ジオスミンは重要ですが、品種、部位、調理、感じ方まで一つの言葉で片づけません。
ビーツは本当に甘い?|糖質・Brix・感じた甘さを同じ数字にしない:成分表の炭水化物、屈折計の値、口で感じる甘さは、重なる部分があっても同一ではありません。
ビーツとはどんな野菜?|赤だけではない色、甘さ、土を思わせる香り:甘い、土っぽい、やわらかい、歯ざわりがあるという違いを、品種と調理へ戻して読みます。
生のビーツ100gは38kcal|葉酸・カリウム・食物繊維を成分表で読む:含まれる成分の事実と、病気への効果を同じ文章にしません。
ビーツの赤は加熱でどう変わる?|ベタレインを色だけで評価しない:ゆで汁が赤くなった現象と、栄養が全部なくなったという結論を分けます。
畑の記録と、ほかの野菜へ進む
成分表や研究だけで、アリカで感じた味の差を説明し切ることはできません。
畑の記録と次の比較条件を並べ、未測定の値は未測定のまま残します。
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ビーツ畑だより:アリカの畑の現在地を見る
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文部科学省 食品成分データベース「ビーツ・根・生」
Lu et al.『Biosynthetic origin of geosmin in red beets』
Hanson et al.『Geosmin concentration is not the central determinant of hedonic liking in table beet』
Sawicki & Wiczkowski『The effects of boiling and fermentation on betalain profiles』
掲載写真:Beet man「File:Uncommon beetroot colours.jpg」(CC BY-SA 3.0)
CC BY-SA 3.0 利用条件
FIELD NOTES






