ほうれん草が届いたら、注文した品名と数量を確かめ、包装の破れや中身の傷みがないか確認してから保管します。
気になる袋はほかの在庫へ混ぜず、仕入先へ状態を伝えられるようにしておきましょう。
納品書を受け取っただけでは、届いた食材を確認したことにはなりません。
受け取り担当が見た状態を残しておくと、仕込み中に異常が見つかったときも話をたどれます。
納品書と現物は、三つに分けて照合する
品名・規格・数量が注文内容と合っているかを確認します。
数量は、袋数と重量のどちらで取引しているのかもそろえてください。
「一袋」の重さが前回と同じとは限りません。
次に、袋や箱の破れ、つぶれ、汚れを見ます。
袋に保存方法や期限が表示されている場合は、その指定を読みます。
表示が読めないものや注文と違うものは、受け入れる前に仕入先へ確認してください。
最後に、確認できる範囲で葉や茎、束の根元を見ます。
葉の折れやしおれなどの品質上の問題と、カビ・異臭・ぬめりなど傷みが疑われる状態を区別して記録します。
外から見えない束の内側まで確認済みにはしません。
不具合は「悪かった」より、場所と数量で伝える
たとえば「届いた五袋のうち一袋で、底の葉がつぶれて液が出ている」という伝え方なら、仕入先も対象を確認できます。
納品日、袋の表示、問題の箇所が分かる写真を残してください。
写真だけで原因や安全性まで判断できるわけではありません。
受入時に外観・におい・包装・表示を確認し、問題があれば返品などの対応を取る考え方は、日本食品衛生協会の小規模飲食店向け手引書に示されています。
店の受入基準と対応手順を、担当者が分かる場所に置いておきます。
確認待ちの袋が、仕込みに回らないようにする
判断がつかないものは区別して保管し、責任者へ知らせます。
値引きされたから使う、洗えば大丈夫だろうと通常の在庫に戻す、といった判断はしません。
青果物の洗浄は、表面の細菌をすべて除ける保証にはならないとFDAも説明しています。
異常がなければ、指定された条件で速やかに保管します。
納品書と袋の表示は、使い切るまで対応が分かる形で残します。
袋から容器へ移す場合の表示は、開封後の在庫管理で扱います。
アリカでは2026年8月までに、ほうれん草をクリーンシーダーで条播し、採種株と選別後の種を写真に残しています。
畑の記録で確認できるのは栽培・採種の様子です。
ここで説明した受入手順を、自社出荷品で検証した実績としては掲載していません。
納品後の保管や仕込みを確認するときは、業務用ほうれん草の管理ガイドをご覧ください。
アリカとの取引をご検討の際は、業務用の取引条件と相談窓口をご覧ください。
希望する品目・数量・納品時期を添えてご相談いただけます。
育て方まで知る、アリカマガジン
納品時の確認に加え、仕入れ先の栽培方針を知るための読みものも用意しています。
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