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畑からの知恵と実践

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玉・リーフ・サニーレタスの栄養|100gの条件をそろえる

文部科学省の食品番号06312・06314・06315の生の可食部100gを比較。β-カロテンやカリウムの標準値と一皿の量の違いを整理します。

読了目安:約3分

レタスを「ほとんど水だから栄養がない」と一括りにするのは、種類を見落とします。文部科学省の成分表で可食部100g当たりを比べると、土耕栽培の結球レタスのβ-カロテン240μgに対し、リーフレタスは2,300μg、サニーレタスは2,000μgです。ただし一皿にどれだけ盛るかは別の話で、100g同士の差をそのまま普段の摂取量の差と呼ぶことはできません。

比べる食品の条件をそろえる

文部科学省には、レタス類でも土耕栽培・水耕栽培の結球葉、リーフ、サニーなど別の食品番号が用意されています。ここでは生の可食部100gを比較し、他の調理状態や水耕の結球レタスの数値を混ぜません。

成分/100g / 結球レタス・土耕(06312) / リーフ(06314) / サニー(06315)

エネルギー(kcal) / 11 / 16 / 15

カリウム(mg) / 200 / 490 / 410

β-カロテン(μg) / 240 / 2,300 / 2,000

葉酸(μg) / 73 / 110 / 120

ビタミンC(mg) / 5 / 21 / 17

食物繊維総量(g) / 1.1 / 1.9 / 2.0

出典:06312・06314・06315。値は日本食品標準成分表(八訂)増補2023年の各食品状態。食品名と単位をそのまま転記し、倍率の表現へ丸め直していません。

一皿に置き直すと見方が変わる

実際のサラダがリーフレタス30gなら、表のβ-カロテンの概算は2,300×0.3=690μgです。玉レタス80gなら240×0.8=192μgです。これは各食品の標準値に使用重量を掛けた試算で、その皿や特定ロットを分析した結果ではありません。比較するときは、盛った後の重さ、ほかの具やドレッシングも分けて考えます。

さらに色だけで品種や栄養値を決められません。赤い葉先を持つサニーでも緑の部分はあり、栽培条件や葉齢も異なります。写真に写る濃い葉の数値を、別の栽培法、別の生産者の一袋へ保証として転用しないでください。

買うときは目的を分ける

歯触りがほしくて玉レタスを選ぶ判断と、成分表を比べてリーフを選ぶ判断は両立します。葉物を一種類で栄養を満たそうとせず、サラダの使う量、他の野菜、食事全体の組み合わせを見ます。腎疾患などでカリウムに制限がある場合は、この表だけで摂取量を決めず、個別の医療上の指示を優先してください。

アリカは2026年に葉物圃場の作業を記録していますが、上記の三種のレタスを成分分析した記録はありません。この表はアリカの商品表示や栽培の成果ではなく、文部科学省の標準値の比較です。畑の現在地は葉物畑だよりで読むことができます。

次の判断:店で種類と用途を選び、家で実際に使った重量を確かめる。種類を比べたい人は三つの食品番号を残し、実測した一皿と「100gの標準値」を混ぜない。

参考資料

- 文部科学省・食品成分データベース:結球・土耕・生06312、リーフ・生06314、サニー・生06315(2026年9月23日確認)。

- 農畜産業振興機構「今月の野菜:レタス」(2026年9月23日確認)。結球・非結球の区別。

- アリカ基準書「2026年の圃場の現在地」v6。レタス分析の根拠には用いない。

写真と資料の適用範囲

緑と赤のリーフレタスが並ぶ外部撮影の畑。外部の実写で、葉色と形の説明写真。成分測定値やアリカの圃場の証拠ではない。

写真:MaedaAkihiko、CC BY-SA 4.0。元写真を表示用に縮小。

FDAの青果物案内によれば、流水で洗っても表面の細菌を完全には除去できません。

したがって、この写真と洗浄だけで個別の葉の安全は保証できません。

アリカのレタスの品種別比較、保存試験、実調理、成分分析を行ったという記録ではありません。